2018年3月7日水曜日

新湿地で落ち葉かき

 みなさまこんにちは,よしだです。

 今日は大学内で湿地再生実験を行っている新湿地で落ち葉かきが行われました。この実験を主導して行っている名工大の増田先生とその研究室に所属する学生さんがやってきて,手分けして作業開始です。湿地内に入った落ち葉をさらうと同時に,今後湿地に入るかもしれない湿地横の斜面に堆積した落ち葉も取り除いていきます。
大学院生と学部生合わせて
7名の学生さんがやってきました
 
 この作業には小野先生と私も立ち会い,その様子を見ていましたが(たいして手伝わなくてすみません…),初めてこの作業にたずさわった学部3年生に大学院生が指示を出し,テキパキと手を動かしているのが印象的でした。さすがですね。

 ところでこのとき,ヤゴとかヒメタイコウチとかいろいろな虫が出てきたのですが,何かの幼虫のような見慣れない生きものがいることに気が付き,小野先生に鑑定していただきました。が,虫が専門の小野先生でさえ首をかしげてしまうほど。
これがその生きものなのですが・・・

 小野先生はこの生きものを自宅に持ち帰り,調べてくださったのですが,これは虫ではなくてヨコエビではないかとのこと。普通のエビは頭頂部を上にして泳いだり歩いたりするものですが,ヨコエビはその名の通り,横向きに寝たような状態で泳ぐのです。こんな生き物がいるなんてびっくりですね!

 さて,作業の方はというと1時間ほどで終わり,斜面の落ち葉もきれいになくなってすっきりしました。湿地部分が泥水のようになっていますが,これは落ち葉を取るために土がまきあがったためで,2-3日もすればまた元通りきれいになるでしょう。 

 この実験はまだまだ続けていきますが,どんな結果が得られるか楽しみです。
 みなさまおつかれさまでした。
 

2 件のコメント:

  1. ミズムシっぽいですね。。。

    ヨコエビとは違うと思われます。。。

    健じい

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  2. 健じい様
     コメントありがとうございます。私は虫はさっぱり分からないので,このように教えていただけると有難いです。

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