2018年12月29日土曜日

トヨタの森の「ヤゴ観察会」に参加しました

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 ようやく冬らしい寒さになってきたと思ったら,今日(12/29)は名古屋で積雪に。昼間も気温が上がらず寒いですが,雪景色は普段と違う景色になってわくわくします。
 
 さて,一週間前のことになりますが,豊田市の「トヨタの森」で開催された「ヤゴ観察会」に参加してきました。これは,夏にトヨタの森で開催されたイベント,「作って実践!トンボ観察会」に参加したとき,ヤゴのことを勉強できたら面白いかも?ということで企画されたものです。
https://kinjosatoyama.blogspot.com/2018/07/blog-post_15.html
 
 午前中雨が降って天気がちょっと心配でしたが,ヤゴについての講義の間に雨が止んできました。実際にヤゴのいそうなところに行って捕まえて,詳しく観察するのがこの会の目的なのですが・・・
グループに分かれてヤゴを探しています
 
 私は夏のトンボ観察会で同じグループになった「わっさーさん」とまたグループを組んでさがしたのですが,なぜかヤゴが見つかりません。魚とか,貝とか,他の虫とかばかり。
魚はよく捕まるんですけどね・・・
 
 あちこち歩きまわってようやく4匹のヤゴを捕まえることができました。
左上と,中央上がヤマサナエ
右下の大きいのがギンヤンマ
(なぜかバッタが左端にいます・・・笑)
  
 これは他のグループの方が捕まえたハッチョウトンボのヤゴ。ほかに比べるものがないのでわかりづらいですが,これもやはりとても小さいです。
 
 トンボはどうしても空を飛んでいる成虫の姿しか思い浮かばないですが,ヤゴはヤゴでこれまた大きさや形に違いがあって面白い世界でした。
 
 会のあとは有志で忘年会に(笑)。こちらもまた楽しいひと時でした。今回この会を企画してくださったトヨタの森の方に感謝いたします。
 
 さて,このブログも今日が今年最後です。
 2018年もお読みくださりありがとうございました。来年もまた楽しいブログが書けるよう,KSCでいろいろなイベントをしたり,観察をしたりしたいと思います。来年もまたよろしくお願いいたします。
 

2018年12月11日火曜日

里山学習講座「里山でクリスマスリースを作ろう」を開催しました

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 ようやくこの時期らしい気候が続いていますが,大学では先週の土曜日,里山学習講座の第3弾となる「里山でクリスマスリースを作ろう」を開催しました。例年多くの方にご参加いただいていますが,今年は50名を超える応募があり,一時はスタッフが足りない!と慌ててしまったほどです(汗)。
 
 で,当日。講師の小野先生からみなさんにごあいさつです。スタッフも10名が集まり,万全の態勢でスタートです。
 
 まずはリースの枠になるツルを採取するため,W5号館北側のクズ原に向かいます。クズの黄葉がきれいですが,斜面なので,鑑賞している余裕はなかったようですね・・・。
 
 とってきたクズのツルをその場で巻いていきます。たくさん取れましたね。
 
 続いて森に移動です。リースの飾りつけに使う植物の採取ですが,森に向って歩いている間にも木の実やどんぐりなど,いろいろ見つかりました。
 
 午後からは工作室に戻ってリース作りです。みなさんとっても楽しそうです!
 
 クリスマス気分を盛り上げていただくために?リース作りだけでなく,蜜ろうキャンドル作りもしていただきました。ミツバチから採れる蜜ろうをシート状にしたものを巻いてキャンドルに仕上げていきます。
 
 立派な作品ができ上がっていますね!
 
  盛況のうちにこの講座も終わり,今年度の金城の里山学習講座は無事に3回とも終了しました。多くの方に,身近な森である里山に関心を持っていただけたのではないかと思います。参加されたみなさま,ありがとうございました。スタッフのみなさん,おつかれさまでした。
 
 
 

2018年12月1日土曜日

里山学習講座「里山で炭焼きを体験しよう」を開催しました

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 里山学習講座の第二弾,「里山で炭焼きを体験しよう」を本日開催しました。今年は募集定員10名がすぐ埋まりました。ありがたいですね。
 
 講義棟に一度集合してから炭焼き小屋に移動し,まずは前回焼いた炭を取り出します。これは参加者のみなさんへのお持ち帰り用で,窯が空いたらそこへ今回焼く生の竹を入れていきます。ご覧の通り,子供さんたちが大活躍です!
どんどん竹を詰めていきます
 
河村先生ご自慢の?バーナーで着火していきます
 
そして交代しながらうちわであおぎます
 
 今回も1時間弱煙に巻かれましたが,火が安定して落ち着いたころ,地元ケーブルテレビ局の「グリーンシティケーブルテレビ」の方が取材に来られました。今回の講座の講師,河村先生がインタビューを受けていました。 
 
 子供さんたちは炭焼きだけでなく,この里山の森も気に入ったようで,森の中の遊具や切り株などで思いっきり遊んでいました(^_^) そして午後からは竹割りに挑戦です。これもまた普段はなかなかできない体験ではないでしょうか。
かなり太いモウソウチクを切っていきます
 
 切ったタケは河村先生がナタで割っていきます。割れる時にパカーンと大きな音がするので,子供さんたちは興味津々。
 
 真ん中で座っているお母さん,何をしているかと言うと,「咲いた,咲いた,チューリップの花が・・・」と童謡の「チューリップ」を竹で演奏しているのです! 長さは同じでも太さが違う竹を並べて音階を作っているのですね。すごい!
 
 このあと窯の中の温度は600度に達し,煙が青白くなってきました。お昼過ぎに仕込んださつまいもが焼けて,みんなでおいしくいただいたのち,窯を閉じて終了となりました。
 
 今回も里山の営みを楽しく学んでいただけたのではないかと思います。このような活動を通して,里山・自然をより一層身近に感じていただけたら,私たちも開催した甲斐があったと言えますね。みなさまおつかれさまでした。
 
*なお,今回の取材の内容は,下記の日程で放送される予定です。ぜひご覧ください。

・そらまめ通信
 <12ch> 
 12/4(火) 18:50~,20:50~,21:50~,22:50~,23:50~

・そらまめ通信ウィークリー
 <12ch> 
 12/8(土) 7:25~,19:00~,22:35~
 12/9(日) 16:15~
 <11ch>
 12/8(土) 13:00~
 12/9(日) 14:00~
  

2018年11月26日月曜日

里山学習講座「わら縄で正月飾りを作ろう」を開催しました

 みなさまこんにちは,よしだです。

 11月24日(土曜日),今年度の里山学習講座の第1回となる「わら縄で正月飾りを作ろう」を開催しました。今回一般の方26名がお越しになりました。いつものように,里山プロジェクトの授業でお世話になっている豊田市大野瀬町のみなさんのご指導で,まずはわらを縄に編んでいきます。
屋外での作業ですが,
天気が良くて何よりでした
 
 昨年のこの講座では,大野瀬町産の自然薯でとろろご飯をお昼にふるまったのですが,今年は新しい企画を取り入れました。何やらお米をせいろにセットしていますが・・・

 そのせいろを,薪の火で煮えたぎる釜の上に乗せて・・・ 

 参加者のみなさんが縄を編んでいる奥でお米を蒸す煙が上がっています。 これは一体?!
 
 ここで話がそれますが,そのころ上空を一羽の猛禽類が! 視察に来られた県庁の方と「オオタカですかね?それともハイタカですかね?」と話をしていたのですが,写真を拡大して明るく調整すると,お腹の白さや顔の模様などからミサゴのようですね。
悠々と飛んでいました
(この写真はかなりトリミングしています)
 
 話は戻って,先ほど蒸したお米,あれはもち米でした。というわけで蒸しあがったら餅つきの始まり~!!! お子さんも興味津々で,積極的に餅つきをしてくれました。
ちゃんとした杵と臼で,
本格的についていきます

 そのころ室内では,お餅につける大根おろしづくりが行われていました。この3人の学生さんは食環境栄養学科の所属で,桂むきも実習で既にやったそうで,さすがに手つきが慣れています! 

 つきたてのお餅をいただきます。大根おろしのほか,きなこ,あんこ,海苔巻きで食べていただきました。 
つきたてはおいしいよね~

 で,午後は里山の葉や実などを取ってきて飾りを作ります。伝統にとらわれず,ここは自由な発想で作っていただきましたが,ちゃんとお正月らしい雰囲気が出ていますね。

 まだお正月には早いですが,参加者のみなさんに満足していただけたようで何よりです。
 講師を務めていただいた大野瀬町のみなさん,スタッフのみなさんもおつかれさまでした。

 次回は里山学習講座の第二弾,「里山で炭焼きを体験しよう」の開催です。 
 

2018年11月18日日曜日

Let's エコアクション in AICHI に出展

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 きょう11/18(日曜日),金山駅前のアスナル金山で開催された環境イベント,Let's エコアクション in AICHI にブース出展を行いました。金城の里山を紹介するポスター展示と,ぶんぶんゴマづくりという内容です。
 
 が・・・
 今回はいきなりトラブル発生! しかもとんでもないトラブルが!
 
「コマを大学に忘れてきた・・・」
 
 そう,前回炭焼き小屋で輪切りにし,実験室で穴を開けたコマを,大学に置き忘れてきたのです! なんてアホなんでしょう(泣)。学生さんを現地に残し,私一人で大学まで往復して取りに行きました。きのうも22時まで仕事で疲れていたから・・・というのは言い訳になりませんね。ごめんなさい。
 
 こんなことがあってスタートが遅れてしまったものの,いざ始めてみると親子を中心に続々と人が集まりました。中には90歳を超えるという女性も。小さいころ遊んでなつかしいと言ってくださいました。
 
 ステージではこの日,地元のアイドルユニット OS☆U のパフォーマンスステージが3回開催されていたのですが,その間を縫ってメンバー7名もぶんぶんゴマづくりに来てくださいました。また,2005年愛知万博のマスコットキャラクター,モリゾーとキッコロも森から抜け出し,会場内の様子を見に来ていました。
今なお人気のモリゾー・キッコロです。
注)モリゾー・キッコロがぶんぶんゴマづくりをしたわけではありません(笑)
 
 そしてなんと大村愛知県知事の視察も! 里山の木を使って遊び道具を作っていることに興味を持っていただいたようです。
大村知事がコマを手に取って見ています。
この写真は愛知県自然環境課の方に撮っていただきました。
 
 時間はあっという間に過ぎて,16時の終了時間を迎えました。それまで人が絶えることはなく,今回学生さん1人+私の2人だけで,お昼も食べながら応対という状態でした。人手が足りずしんどかったものの,多くの方に楽しんでいただき,かなりの手ごたえを感じた一日でした。
 
 

2018年11月16日金曜日

ぶんぶんゴマの材料作り

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 きょうは森の中で拾った適当な太さの枝から,ぶんぶんゴマの材料作りをしました。というのも18日(日曜日)にアスナル金山で開催される環境イベント「Let's エコアクション in AICHI」にKSCが出展することになり,ぶんぶんゴマを作る工作教室をするからです。

Let’s エコアクション in AICHI の開催チラシはこちら ↓
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/214393_602699_misc.pdf
KSC の名前も下の方に出ていますよ~

 とは言っても今日も助っ人なしの一人作業です(トホホ)。電気が来ている炭焼き小屋に電動丸ノコを持ち込み,どんどん切っていきます。以前これを実験室でやったら,おがくずで大変なことになってしまったので,外でやるに限りますね(苦笑)。そしてこれを実験室に持ち帰りました。
たくさん切りました
実験室なので試薬とかも写ってますが・・・

 今度は下に見えるドリルを使って木に2つの穴を開けていきます。厚すぎるものはぶんぶんゴマに向かないので除けましたが,それでも100個以上は準備できました。

 あとはペンとか展示用のポスターとかを持って日曜日に向かうだけです。たくさんの人にブースに来ていただけることを願っています。
 

2018年11月15日木曜日

島田湿地の流出量測定装置の更新

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 先日(11/12)のことになりますが,天白区の島田緑地内にある島田湿地で,流出量測定装置の更新作業をしてきました。
 
 この湿地での流出量観測は2014年から行ってきたのですが,以前の装置は位置的に安定した測定が難しかったことや,設置から4年が経過して装置の老朽化が進み,半年前からは測定不能な状態になっていました。
 
 しかしながら,私の研究とはいえ,装置の更新にも地元の保全ボランティアの方々の理解が必要です。6月頃からご了解のお願いをしてきたのですが,10月になって回答が得られたことから,いろいろと準備を進めてきました。
 
 その一つが三角堰で,八竜湿地の装置更新と同じく,丈夫で長持ちするステンレス製の三角堰を導入することにしました。今回も岐阜市内の鉄工所の特注品です!

 上の写真は研究室の机の上に置いて撮ったものですが,八竜湿地での更新作業を手伝ってくれた学生さんたちからは,「これってミニチュアですか?」と言われてしまいました(笑)。そうですよね,八竜湿地は縦横 100 cm × 100 cm だったのに対し,今回は35 cm × 40 cm なので,ものすごく小さく感じるのでしょう。実際私も,このサイズなら一人で運べるし,一人で設置できるだろうと考えたのですが・・・ 
 
 そして12日,車で三角堰や道具類を運び,島田湿地に向かいました。 
 まずは木製の初代三角堰を掘り起こして撤去しました。寸法的には三角堰の方が水路幅よりもわずかに大きいので,水路の壁の土を削って・・・と思ったら,想定よりも壁に埋めてあった木の杭がはみ出していて,それを一つ一つ抜いていきました。さらに水底には大きめの石が顔を出していたり,丸太のような木の棒が埋まっていたりして,これらも(かなり苦労しながら)掘り出しました。
 
 結局三角堰よりもやや広めに水路を削ることにしたため,途中で砂と土のう袋をホームセンターに買いに行き・・・とやっていたら,完成まで4時間もかかってしまいました。保全ボランティアの方も一部お手伝いしていただき,大変助かりました。
ようやく完成です(汗)

 装置も小さいから一人でできるはず!というのが甘かったですね。作業が大変だったので,途中経過の写真は一枚も撮っていません(泣)。でも,これで安定した測定ができるはず!という期待感はあります。いいデータが得られることを願っています。
 
  

2018年11月12日月曜日

第52回炭焼き

 みなさまこんにちは,よしだです。

 KSCでは,この秋以降2回目,通算では52回目となる炭焼きを実施しました。集まったのは朴先生,学生さんと私の3名。いつもと同じように進めているはずですが,最初の「魔の一時間」が本当に大変で,煙にむせながら・涙を流しながらうちわであおぎ続けました。送風機あったらどんなに楽なことか・・・と真剣に思ってしまうくらいに(苦笑)。
 
 なので,必死だったそのときの写真はなくて,下の写真はすでに火が安定した後に撮ったもの。
 
 上の写真,安定状態の割に炎が大きく窯口から出ていますね。窯口の空気の吸い込みが弱かったからでしょうか。 これが後々の苦労を暗示していたのかもしれません。
 
 安定状態になって少し手が離れたことと,明らかに薪が足りなかったので,小屋の中で乾燥させていた枝や,森の中から拾ってきた枝を切っていきます。最初はのこぎりで切っていましたが,量が多いのでチェーンソーを動員! この学生さんも人生初のチェーンソーだったのですが,だんだん楽しくなってきたようです(笑)。
 
 他にも次回の分の竹を竹林で伐倒したり,定番の焼き芋をセットしたりしたのですが,肝心の窯の温度が430度でしばらく停滞し,470度でもしばらく停滞してしまいました。薪をくべてあおいでもなかなか温度が上がらないのです。気になるのは,窯口からの炎の勢いが強いこと。本来薪を燃やして発生した熱は,奥の窯に向かい,竹を炭化するエネルギーにならないといけないですが,どうも今回は窯口から無駄にエネルギーを捨てているような状態だったようです。
 
 それでレンガで窯口を一部ふさぎ,隙間からあおいでエネルギーの損失を防いだところ,じりじりと温度は上がり,なんとか630度近くまで上昇させることができました。 
 
  煙突のけむりも透明感と青みが出てきたので,窯口を閉じてきょうの炭焼きは終了です。今回もいい炭ができていることを願っています。
 

2018年11月9日金曜日

竹割り

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょうは炭焼きの下準備として,竹割りをしました。炭を焼くのもまぁまぁ大変ですが,竹を割るのもそれなりに大変です。しかも今日は平日。KSCメンバーも授業があったり,仕事があったりのはずで,私一人でやっていました(トホホ)。
 
 今日割った竹は,夏前に流しそうめん用に伐倒したもの。一部が流しそうめんの樋になり,一部は切ってそのままで,いずれも充分に乾燥しています。まずは所定の長さにのこぎりで切っていきます。

  これをナタで割り,金づちで節を取っていきます。時々中から虫が出てきたりしますが,気にせず割っていきます(笑)。これを小屋に運んで窯に詰めました。

 2時間ほどの作業で,ちょうど窯一杯分の竹を割ることができました。これから冬にかけて何度か炭焼きをするのですが,今回で乾燥した竹をほぼ使い切ってしまったので,また伐倒しなければいけませんね。時間のある時にまた竹林に行ってみることにします。
 

2018年11月3日土曜日

マメナシサミットを開催しました

 みなさまこんにちは,よしだです。

 本日11/3(土曜日),希少植物のマメナシの保全をしている団体や自治体などが一堂に会して情報交換を行うマメナシサミットが開催されました。主催は「まめなしのある風景 守山事業」という,守山区内のマメナシ保全団体と守山区役所が主体の団体で,私もメンバーの一人なので,今回金城学院大学でサミットを開催することになったのです。
 
 午前中から会場の設営などの準備を始め,12時過ぎから受け付け開始です。続々と人が集まりました。
 
 会場はW2棟106講義室です。来場された方が余裕をもって座れるよう,約200人収容のこの部屋を会場にしていたのですが,手前味噌ながら,結果的には狭すぎず広すぎず,ちょうどよかったです。
 
 まずは各団体からの事例発表が6題あり,保全の上での課題などが紹介されました。どの団体もマメナシが天然更新(人間が種を植えたり,苗を育てたりするのではなく,自然に世代交代する状態)を目指していて,それをどう実現するかの苦労がうかがえました。
 
 続いていつもお世話になっている名工大の増田先生からの「マメナシ保全のガイドラインの作成に向けて」という講演がありました。マメナシを永続的に守るためには何が必要か,いままで得られた知見をもとにお話をしていただきました。
 
 この後の質疑応答の時間に,名市大の岡村先生とともに私もほんの少しだけお話をさせていただきましたが,予定していた3時間があっという間に終わったと感じられるくらい有意義な時間でした。サミットが終了して片づけをしましたが,外を見るととてもきれいな夕焼けが! 心が洗われるようです!
 
 今回は生協さんのご協力で懇親会も開催しました。まずは名市大の岡村先生からごあいさつをいただきました。
 
 懇親会のいいところは,普段お会いできないような方とざっくばらんにお話しできることだと思いますが,今回お手伝いをしてくれたKSCの学生さんも,増田先生やコーディネーターの小林さんとの会話を楽しんでいるようでした。

 実際のところ私は,会場の教室を手配して生協さんに懇親会のお願いをして・・・くらいしか仕事をしていませんが(苦笑),この会が無事に終了し,しかもみなさん満足された様子でホッとしました。これも守山区役所や保全団体の方々よる準備や運営,小林さんの見事なコーディネートなどによるところが大きいと思います。本当にありがとうございました。
 

2018年11月1日木曜日

11月3日 マメナシサミット開催します

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 早くも11月ですね。けさの瀬戸線からは,まっ白になった乗鞍岳や白山(加賀白山)が見えました。御嶽山や中央アルプスも冠雪していて,冬の訪れを感じさせます。
 
 さて,あさってのことになりますが,本学で「マメナシサミット」を開催します。これは希少植物のマメナシの保全をしている自治体やボランティア団体の方たちが集まり,保全の課題や方向性などを情報交換するためのものです。私も名市大名誉教授の岡村先生,名工大教授の増田先生とともに意見交換会でコメンテーターを務めます。ご興味のある方は下記のリンクをご覧ください。事前申し込み不要です。
 
守山区役所のホームページです ↓
http://www.city.nagoya.jp/moriyama/page/0000110149.html
 


2018年10月23日火曜日

金城祭で里山工作教室を開催

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 10月20日(土曜日)に行われた金城祭で,KSCは恒例の里山工作教室を行いました。前日19日の会場設営は,私は他の用事でできなかったのですが,3人の学生さんで完成させたとのこと。頼もしいです。
 
 ここで目を引くのが黒板。びっくりするくらい上手な絵が描かれています! 
もはや芸術的・・・
 
 10時頃からぽつぽつと人が集まり始めました。ことしもぶんぶんゴマ・竹とんぼ・松ぼっくりツリー・蜜ろうキャンドルの4種類でしたが,これからの季節にぴったりな松ぼっくりツリーが一番人気でした。
みんな楽しそうに作っています!
 
 もう何年もやっているので,常連さんの顔もちらほら。いつもありがとうございます。 
 今回KSCのスタッフも多く揃い,それなりに余裕を持って,森の材料で工作する楽しさを伝えられたのではないかと思います。
 

2018年10月9日火曜日

第51回炭焼き

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 夏が過ぎて少し涼しくなってきたことから,今月末の大学祭で配布する竹炭,朴先生の学生さんが実験で使う竹炭を作るべく,3月以来久しぶりに炭焼きをしました。
  
 今回は河村先生が用意してくださったステンレス管で煙突の交換をまず行いました。今までの煙突は内部にタールが付着して狭くなってしまったためです。このタールをどうやってきれいに取り除くかは,ちょっと難しそうです。
 
 次に竹を窯に詰めて,焚口に小枝や薪を入れて点火です。今回は朴先生の学生さんがマッチだけで火をつけることに成功しました。
マッチだけで見事に着火です
 
 いつものように最初の一時間は煙との戦いですが,そうは言ってもあまりひどくはありませんでした。火が安定性してからも,温度を上げるために部長がうちわでかなりあおいでくれました。 
  
 恒例の焼いもです。13時頃ジャガイモとサツマイモをアルミホイルで包み,砂の中に入れました。時間をかけてゆっくりと焼きました。
中はホクホクです
  
 今回は部長の頑張りの甲斐があって,目標の600度を超えました。

 最終的には640度近くまで温度が上がり,煙の透明感もはっきり確認できたので,16時頃焚き口を閉めました。今回もいい竹炭ができそうです!