2016年3月25日金曜日

日本生態学会に行ってきました

 みなさまこんにちは,よしだです。

 卒業式が終わったこの時期は,学会発表の時期でもあります。私は金城の里山担当ということで,金城に着任してから日本生態学会の会員となりましたが,今回初めて生態学会での発表を行いました

 今年の生態学会の開催地は仙台。東海道新幹線・東北新幹線を乗り継いで4時間以上。最近出かけることが少なかったので,久しぶりに遠くまで足を延ばした気分です。
会場の仙台国際センターです
(昼過ぎに撮ったので閑散としてますが,中は人でぎっしりです!)

 自分の発表をするのも大事な仕事ですが,学会は自分のための勉強の場でもあるのです。今回特に興味を持ったのは「都市住民にとっての生物多様性保全」というセッション。金城の里山は,言うまでもなく都市の森ですね。都市ならではの課題もあれば,都市だからこその可能性もあるはずです。そのヒントを学ぶべくこのセッションを聴きに行きました。
 詳しいことは省略しますが,金城の里山は,この地域の自然としての重要な役割もあるし,また,大学として,女子大学としてできること,やらなければならないことがあることを強く確信しました

 私は口頭発表ではなくポスターによる発表で,広いホールにはたくさんのポスターが張られていました。こちらもたくさんの人が話を聞きに来ています。

 今回私の発表は,日本福祉大学との共同研究による湿地の水質調査結果をまとめたもの。私は生態学会の「新参者」ゆえ,どんな反応がくるのか少し心配していましたが,何人もの方が聞きに来てくださいました。
ポスターの説明をしています
この写真は共同研究者である日本福祉大学の
水野先生に撮っていただきました。
ありがとうございました。

 発表を聞きに来てくださった方のに中には,湿地の管理を実際に担当されている方もおられ,情報交換や意見交換ができました。これらは金城の里山管理や活用,また里山をベースにした研究の参考になることでしょう。有意義な学会参加となりました。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿