2015年9月4日金曜日

生物多様性の意識を広めるためには?

 みなさまこんにちは,よしだです。

 「生物多様性」という言葉を,このブログを読んでいただいている方の多くはご存知かと思います。2010年に名古屋で開催された「第10回生物多様性条約締約国会議」,いわゆるCOP10で広く知られるようになりましたね。

 世界では生物多様性の劣化が進みつつある深刻な状況にありながら,一方で昨年行われた国の世論調査では,「生物多様性という言葉を聞いたこともない」と答えた人が過半数だったそうです。生物多様性があるからこそ今私たちは生きていけるのに,です。

 COP10の開催地である愛知県は,生物多様性に対する県民の意識を高めるべきとの考えがあります。そのためには,さまざまな主体(企業・NPO・マスコミ・大学など)に属する人と議論を交わして政策を進める必要があるという判断から,会議が開かれることになりました。

 その会議に,
 「大学の代表」として,なぜか私にご指名
がありました\(◎o◎)/!

 KSCの活動や,私自身の湿地に関する研究は,確かに生物多様性に関わることですが,生物多様性そのものを研究しているわけではありません。しかも,生物多様性に関わる研究をしている大学の先生は,愛知県内だけでもたくさんおられるはず・・・。

 でも私でもお役に立てるなら,と,たいへん僭越ながら引き受けることにしました。愛知県庁の方から,学生さんも一緒に,ということでしたので,KSCメンバーのかつらがわさん,さいほさんとともに先日,第一回目の会議に出席してきました

 第一回目から白熱した内容となりましたが,会議はこれからも何回か続きます。
 KSCらしい意見・提言を出せるよう,知恵を絞っていこうと思います。
 

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