2012年1月28日土曜日

近隣の方々と炭焼きをしました

みなさまこんにちは、よしだです。
 一週間前のことになりますが、21日土曜日、大学近隣の方々を対象にした炭焼き体験講座を開催しました。昨年123日に開催した講座の第二弾で、時々小雨の降るあいにくの天気でしたが、今回は20名の方が参加されました。
 炭焼き小屋が狭く、窯への竹詰めなどの時は多少窮屈で申し訳なかったのですが、窯が安定してからは3つの班に分かれて窯で火の番、竹割り、学内の自然林見学を順に行いました。私は自然林見学の担当で、大木になったコナラ・シイから、はびこってしまったクズ・モウソウチクまで見ていただきました。みなさん大変熱心に見学され、私もご案内した甲斐がありました。

 ところで、当日焼いた炭は数日経ってできあがりました。窯の中の様子はこんな感じです。上の方は少し灰になっていますが、生焼けもごくわずかで上出来でした! 参加してくださったみなさま、ありがとうございました。そして、おつかれさまでした。

2012年1月21日土曜日

アライグマの調査

みなさまこんにちは、よしだです。
 今日は大学内で行われたアライグマ調査についてお伝えします。


 ご存知の方も多いと思いますが、外来種のアライグマは名古屋市内でも近年数多く生息するようになり、住宅に入り込んだり、農作物を荒らしたりしているほか、生態系を保全する上でも問題になっています。

 そこで、なごや生物多様性センター市民協働推進員で、本学の非常勤講師の野呂先生が、その生息状況を把握すべく、大学内に調査用のカメラを設置しました。



 ここは湧き水があって、いつも湿っているところです。水辺を好むアライグマが出没する可能性が高い場所と言えます。

 この写真を見ただけでは、どこかの山の中のようで、とても大学の中とは思えませんが、ランドルフ記念講堂のすぐそばです。

 今回カメラは2か所に設置し、調査はこれから少し時間をかけて行われます。どんな結果が得られるのでしょうか?

2012年1月16日月曜日

煙突そうじ

みなさまこんにちは、よしだです。
 寒い日が続いていますね。

 今日は炭焼き窯の煙突そうじをしました。窯から延びる長い煙突は、煙を出すのと同時に竹酢液を回収する重要な役目もあります。その内側には、使い続ける間にタールやすすが付いてしまうため、河村先生と一緒に、思い立ってそうじをした次第です。
 これまでに一度も煙突そうじをしていないので、さぞかし…と思って開けてみると、付着物があるのは手前だけ。固まったタールをバーナーで焼きました。

 燃えてタールが少なくなったところで終了。やや拍子抜けしつつも、安心して次の炭焼きに臨めそうです。

2012年1月5日木曜日

あけましておめでとうございます

みなさま、あけましておめでとうございます。
 今年もKSCをよろしくお願いいたします。


 さて、みなさんにとってはどのようなお正月だったでしょうか? 私は例年通り名古屋港で初日の出を見てきました。太陽が昇るのは毎日のこととはいえ、心が一新される気分になるのは不思議です。



 さて、正月といえばおせち料理ですね。その中に「栗きんとん」がありますが、あの黄色は干したクチナシの実で出します。売っているものは赤茶色をしていますが、実った状態を見たことがありますか?

 これがクチナシの実です。きれいなオレンジ色をしています。クチナシは身近な植物で、大学周辺でも所々で見かけます。明るいところを好むようで、森の境界線のあたり(林縁といいます)によく生えています。まだ実が残っていれば、容易に樹種判別できる植物です。