2011年12月26日月曜日

雪景色

こんにちは、よしだです。
 今日の名古屋は雪景色の朝を迎えました。8 cm の積雪だったそうです。木々に雪が積もり、大学もいつもとは違う風景になっていました。

 午前中湿地に行ってみたらこんな景色に! きれいですね。このところ何日も雨が降らず、湿地もかなり乾燥していました。雪が溶けてまた湿地らしくなってくれることでしょう。

2011年12月22日木曜日

めずらしい生きもの

こんにちは、よしだです。
 日付が変わったので昨日 (12/21) のことですが、八竜湿地の近くの森でめずらしい生きものに出会いました。不鮮明な写真で申し訳ないのですが(これが限界です…)、まずはご覧ください。リスです!

森の木々をすばしっこく行き交い、時々樹皮をむいたりもしていました。かわいいですね。作業をしばらく中断して見とれてしまいました。

2011年12月11日日曜日

紅葉、そして落葉

 みなさまはじめまして、このたびブログメンバーに入りましたよしだです。学生時代はアルプスの麓で過ごし、その後名古屋に戻って森林の研究をし、いまでも夏は山登りをする自然好きな人間です。どうぞよろしくお願いします。


 今年は秋の気温が高かったからか紅葉が遅れ、学内の樹木は今頃慌てて葉を落としているように見えます。このような変化は私たちに季節の移ろいを感じさせてくれるものですが、木々が紅葉して葉を落とすことで、森がどのような状態にあるのかがよく分かるようになります。

 まずは下の写真をご覧ください。これは大学の第3駐車場から見た森です。季節は初秋、どの樹木も緑で覆われています。



しかし気温が下がってくると…

 高い木だけ紅葉し、低い木は緑のままですね。これが現在の様子です。

 もう少し経てばこうなることでしょう(今年の春先に撮った写真です)。

 もうお分かりですね。このあたりの森林は高い層を落葉広葉樹(アベマキ・コナラなど)が、低い層を常緑広葉樹のシイ・カシ類がそれぞれ占めているのです。このまま何年か経てば、落葉広葉樹が枯れていき、常緑広葉樹が成長して森の主役に置き換わっていくことでしょう。ここでは今まさに世代交代が進みつつある様子が見て取れますね。
 冬は植物が葉を落して少しさみしく思う季節ですが、見方を変えると面白い発見があるのです。

2011年12月4日日曜日

周辺の方々と、炭焼きをしました

こんばんは、わかなです。
更新が長い間滞ってしまい申し訳ありません。

先日から金城学院大学のホームページからも正式にリンクされることとなりました。
よろしければ、そちらからも見てみてください。


昨日の話になってしまいましたが、12月3日に、炭焼きを行いました。
今回の炭焼きは、周辺地域の方をお招きしての「竹炭焼き講習会」でした。
朝はあいにくの雨となってしまいましたが、約10名の方が参加してくださいました。

※写真は諸事情により後日編集させていただきます。

昨日は、集まっていただいた後に炭焼き小屋へ行き、まず炭を取りだしました(炭焼きは一日では終わらないため、完成状態を見ていただいてから作業をしました)。

その後、割ってある竹を中へ詰め、
蓋をして、さらに密閉になるように砂をかぶせ、火をつけます。私たち学生よりも、経験の豊富な方がいらっしゃってコツなどを逆に勉強させていただきました。

そこからはひたすらに、温度が上がるように火を焚き続けます。
その間に、皆さんには竹割りや竹林見学をしていただきました。

雨が降っていたせいか、なかなか中の温度が上がらず、ハラハラしましたが2時30分あたりからしっかりと上昇してきて4時ごろに500度を超えました。そこで薪をくべる口をレンガと砂で閉じ、予定通り4時30分に終了となりました。


以下 先生からの豆知識まとめ
金城学院大学の敷地内にはモウソウチクという竹が生えています。これは全国的に増えてしまっている竹の一つです。むかし、竹細工などのために、人の手によって植えられた竹が、戦後に活用されなくなりどんどん増えてしまったそうです。また、山に人が入らなくなり管理が行き届かなくなったことも増えてしまっている要因の一つに考えられています。


大学内で炭焼きをするのは、その邪魔になってしまった竹を切った後に、どう活用していくかということを考えた結果だそうです。
これまでのブログに書いたかは定かではありませんが、炭焼きの際には大量の煙が出ます。その煙には、かなりの匂いも含まれてしまい、広範囲に広がって周辺住民の方へご迷惑をかけてしまうこともあります。
竹林や里山について知っていただくと共に、そういったことに関して御理解も頂けたら幸いです。


雨で寒い中参加して下さった方々
企画運営をされた先生方
ありがとうございました。