2017年8月19日土曜日

あいちの未来クリエイト部

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 きのうまでの曇り空や突然の大雨を,すっかり吹き飛ばしたかのような晴れの日の今日,「あいちの未来クリエイト部」の活動で,県立松平高校のみなさんが金城にお越しになりました。
 
 この「あいちの未来クリエイト部」というのは,愛知県が公募した,高校生が主体となる環境学習推進事業で,事業に参加した5校のうち,「竹の有効活用による里山の保全」をテーマにした松平高校の家庭クラブについて,私がアドバイザーを拝命して今回のご縁となりました。
 
高校生が環境学習プログラムを作成します!
~「あいちの未来クリエイト部」が始動しました~
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kankyokatsudo/mirai-create.html
 
 松平高校の事業は,台風の影響で今日が初めて。午前は全員で自己紹介などをしてから,日本人と森とのかかわりについて,私から授業 (?) をしました。ざっくり言うと,日本は必ずしも「緑豊かな森の国」ではなかった,というお話です。
 
 そして金城の竹林に向かい,竹,特にモウソウチクについてや,金城での竹林の管理についてお話ししました。
 
 で,せっかくだからと,事前に私から関係する方々に提案していたのですが,お昼は竹を切って樋をつくり,流しそうめんをすることに! 入口に近くて運びやすそうな竹を選んで伐倒し,枝を切り払って運び出しました。今回は女子生徒さん1名と男子生徒さん4名で,力仕事は男子生徒さんが率先してやってくれました。 
結構大きな竹を切り出しました
  
 これをいつもの流しそうめん会場?(笑)に運び,二つに割って節をとりました。これらは生徒さんにとって初めての経験のようですが,みなさんさくさく作業を進めてくれて感心です!
 
 で,お待ちかねの流しそうめん! 竹を切って割るだけでこんな楽しいことができるのです!
  
 午後は金城の里山と炭焼き窯を見学していただきました。蚊が多かったのが難点 (>_<) ですが,森にも炭焼き窯にも「多様性」があることがわかっていただけたのではないかと思います。
 
 私の研究室に戻り,この事業のファシリテーターである長谷川明子先生が中心となって,今日のまとめをしました。生徒さんにとっていろいろな発見や気づきがあったようで,私としてもみなさんの手助けになったかな,と思っています。
 
 松平高校のみなさんは,これから毎週のようにメンバーで話し合い,新しい環境学習プログラム作りを目指します。楽しみですね! せっかくのご縁なので,私としてもできるだけ支援をしていきたいと思います!
 

2017年8月16日水曜日

今年の天候は?

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 8月も半ばを過ぎましたが,相変わらず名古屋はどんよりとした曇り空が続き,「夏の青空」がなかなか見えません。今年はちょっと変な天候だな,と思うのは私だけではないでしょう。
 
 一方で今年前半は,とても雨が少なかったのを憶えておられるでしょうか。きょうはその雨の量について書きたいと思います。
  
 私は八竜湿地の流出量を観測する関係で,学内に雨量計を設置し,降雨量を観測していることはこれまで何回か書きましたが,今年1月から6月までの各月の降雨量を,昨年の同じ月と比較するとこうなります。
 
 1月 51%
 2月 72%
 3月 59%
 4月 73%
 5月 51%
 6月 51%
 
なんと半年間ずっと前年割れです! この期間の総降雨量は約450 mm と,昨年の約760 mm に対してほぼ6割でしかありません。

 それに対して7月は約250 mmで,前年同月比でほぼ倍なのですが,守山区内でも冠水や床下浸水などが発生した7/12夜のゲリラ豪雨で約130 mm 降っていますから,雨の降り方にかなり偏りがあることがわかります。
 
 極端な天候は私たちの生活に好ましくない影響を与えますが,湿地や里山の生きものにもストレスになるのでは,と心配しています。季節らしく,かつ穏やかな移ろいをしてほしいものです。
 

2017年8月11日金曜日

オープンキャンパス

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 きょう8月11日 (山の日) はオープンキャンパス開催日。KSCはいつものようにブースを出して里山の紹介と竹炭の配布を行いました。
 
 今日は12時過ぎに一時的に激しい雨が降ったりする安定しない天気だったからか,出足が前回ほどではなかったのですが,それでも竹炭は相変わらずの人気で,中にはよくご存じの方らしく「竹酢液はないですか」という問い合わせも! 金城の自然・生きものに関心を持ってくださる方もいて,展示をした甲斐があったと思います。
 
 今年はこれでオープンキャンパスでのKSCの展示は終了ですが,金城祭では「里山工作教室」を出展し,竹炭や竹酢液の配布をする予定です。
 

2017年8月9日水曜日

台風5号が過ぎて

 みなさまこんにちは,よしだです。

 台風5号がおととい接近し,名古屋でも一時的に強い雨が降りました。下の写真は,台風が近づきつつあった7日(月曜日)15時頃の大学の様子です。少しわかりづらいですが,激しく雨が降っています。
 
 大雨で心配になるのは,八竜湿地に設置してある流量測定装置で,翌8日(火曜日)に様子を見に行きました。 幸い台風直前にザリガニが空けた穴の補修作業とともにメンテナンスをしておいたので,何ら異常はありませんでした。
 
 装置を流れる水は,このとき5秒間で約22.4 L (←標準状態の気体1 molではありませんよ…笑)。台風が去って雨が上がっても,かなりの量の水が湿地から流れ出していました。
 
 装置のデータを見てみると,この台風でかなりの流出量があったことがわかりました。がしかし,実は守山区内で浸水被害の出た7月12日夜から13日未明にかけての大雨の時の方が,流量の増加が激しく,おそらく装置全体が濁流にのまれるくらいの状態だったと推定されます。台風は接近の予測ができるだけまだましで,突然発生するゲリラ豪雨の方が,日常生活においてもこのような観測においても,少々やっかいだとつくづく思います。
 

2017年8月6日日曜日

ザリガニ対策

 みなさまこんにちは,よしだです。

 先日八竜湿地で水質調査をしたと書きましたが,その時困ったことが起きていました。八竜湿地に設置した流量測定装置の脇にザリガニが穴をあけて水を「横流し」してしまい,流量が測定できない状態になっていたのです。

 それで翌日改めて湿地に行き,穴を泥で埋める応急処置をしたのですが,またすぐに穴が開いて水が流れてしまうことは経験上知っていたので,今日また湿地に行き,抜本的な対策をしてきました。

 まずは何が起きたのか写真で説明すると…
 本来は流量を正確に測定するために三角堰を水が流れるようにしてあるのですが,ご覧の通り上の方に大穴(直径5 cm くらい)が開いていて,ここに水が吸い込まれています。穴は地下を通って三角堰のすぐ下に通じていて,水が下流に流れています。これでは流量を測定することができません。

 というわけで今日の対策は,木の板を三角堰の横に埋めてしまうというもの。大きめのハンマーで何回もたたいて少しずつ埋めていきました。少々手荒な方法(苦笑)ですが,これで水の「横流し」はピタリと止まりました。 

 明日から明後日にかけて台風5号がこの地方に最も近づく予報になっていることもあり,少しでも早く復旧させたかったのですが,これで一安心です。
 

2017年8月3日木曜日

八竜湿地で水質調査

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 8月1日(火曜日),私は名古屋市環境科学調査センターの方と一緒に八竜湿地で水質調査とサンプリングを行いました。
 
 この日もとても暑く,ひどい汗っかきのよしだは,タオルで汗を拭いても全然追いつかないくらい! 汗がサンプルに混じってしまうと,「コンタミ」と言って分析に使えなくなてしまうため,いくら暑くて頭がボーッとしそうでも(笑),とにかく汗が入らないよう慎重に採水しました。
塩ビ管の中にたまった地下水を採水したところです

 およそ20ヶ所を回って採水と調査を繰り返すのですが,生きものがいたりするとちょっとうれしいですね。下の写真はヒメタイコウチ。水中の鉄分で体が茶色っぽくなっています。 

 当日は9:30に始まって終わったのが12:30過ぎ。12:45に研究室に戻ってお昼をとり,13:00からは会議というハードスケジュールでしたが,一通り無事に調査・採水ができた達成感がありました。
 

2017年7月31日月曜日

竹炭袋詰め

 みなさまこんにちは,よしだです。

 今日の名古屋は猛暑日だったとのことですが,少しでも暑さを避けるため,朝の9時から竹炭の袋詰めを行いました。集まったのは学生メンバー2人と,畠山先生,朴先生,よしだの教職員メンバー3名です。

 今日は主に6月24日に行った炭焼きで作った竹炭を袋詰めしたのですが,いつもよりも高温を維持して焼いたにも関わらず,生焼けの炭が混じっていて,それを分別しながらの作業となりました。炭焼きはなかなか思い通りにならないと,改めて思った次第です。

 それはさておき,今回250袋用意できましたので,部室のストック分と合わせて,オープンキャンパスでは300袋は提供できそうです。多くの方にKSCの活動や金城の自然の素晴らしさを知っていただければと思います。